ジェフベックのWIREDは、前作のBLOW BY  BLOWに比べると、少し荒々しさがあります。前作は、ながいブランクの後、発表されたので、練りに練ってあるって感じです。
それに比べると期間が短いです。前作の大成功に気をよくしたのでしょうか?
だからというわけではないでしょうが、多少、力みがが感じられますね。スピード感は断然こちらのほうがあります。バックも吟味されているような気がします。
BLOW  BY BLOWの時のようなリズムのずれが少ない様に思います。
ライブ盤も出るのですが、スリリングすぎて、聞くのに非常に疲れました。もし、ライブ会場にいたら、疲れに疲れてしまうって感じでしょうか。
このころから、本格的にスタジオミュージシャンが表舞台に続々と登場しました。
したがって、だれもかれも、うまいうまい、よくもまあこんなことができるなーと感心ばかりしてました。リーリトナー、ラリーカールトン、アルディメオラ、ジョンスコフィールド、、、、、、、山ほど現れました。
バンドのほうも、前後しますが、ウェザーリポート、リターンフォーエバー、、、、など今までとは毛色の違うバンドが活躍していました。おもしろい時代でしたね。
私の場合、ジェフベックのおかげでこうした方々に会うことができ、さらにここからジャズを聴くようになりました。