ジェフベックのBLOW BY BLOW
このアルバムが出たときは驚きました。
全編ギターのインストルメンタル。これを聞いた時、彼の音楽性に一番マッチしてるように感じました。彼の音楽には、ボーカルは必要ない、なぜなら、ジェフベックのギターが歌うからです。
よく歌ってます。これも一度聞いてみて下さい。それまでの巷にあふれていたロックとは、一線を画すものでした。そう言えば、ピーターグリーンも全編ギターインストルメンタルのアルバムだしてましたね。
このあたりから、ジャズとの融合とかが非常に盛んになり始めました。これを当時はクロスオーバーとかなんとか何とか言ってました。
初めはどちらかと言うと、ロック側からのアプローチのようなきがしました。
ヤン・アッカーマン、ニール・ショーン、あと、忘れちゃいました。が。
このころ、やたらとギターインストルメンタルアルバムが、発表されてました。
日本では、プリズムとか、鳥山雄二とか、あと忘れちゃいました。増田なんとかさんもいました。
しばらくすると、今度は、ジャズ側からのアプローチが始まったような気がします。
その代表が、やはりマイルスデイビスでしょうね。
しかし、本当のところは、ジャズ側のアプローチのほうがはやかったんですよね。
私のというか世間では、そのころ、まだジャズの認知度は低かったせいで、ロック側から耳に入ってきたということをのちになってて知りました。
のちになって、この音楽分野はヒュージョンと呼ばれるようになりました。それでも、マイルスデイビスの音楽は、今でもジャズと呼ばれていますよね。
っま、音楽を分類すること自体あまり意味がありませんがね。