懐かしのジェフベック

ジェフベックは、私のアイドルでした。あの職人のようなテクニック、そして、ギタリストに徹して、ほとんど歌った事がない、まあ、ジミーページもそうですが、彼の場合はエンターテイナーなので、やたらと目立つ行動が多いですがね。

しかし、ジェフベックは違います。衣装も非常に地味ですし、ステージを所狭しと歩いたり、派手なパフォーマンスはしません。そこがクールなんです。

私は若き頃、そんな彼にあこがれて、安価なギターで日々練習していました。

多少は彼のフレーズを弾けるようになってきたころのことです。

私はコピーしてるだけ、彼のようなアイデアが全く浮かびません。アドリブであんなフレーズは弾けません。そこが彼の後継者がいないゆえんですかね。

BBAでのジェフベックはすごすぎます。あのバンドは超絶技巧の集団ですが、その中でも彼は頭一つ出ていました。BBAのライブ盤では、これって、3人でやってるの?と思うぐらい音の密度がすごいです。今のように打ち込みなどという便利なものがない時代にあの密度はありえません。一度きいてみてください。

今のように、びっしり詰まってはいませんがライブで、それも3人で、あそこまで詰めていることのすごさがビシビシと伝わってきますよ。

あんな超絶バンドまた出てこないかなあー?

超絶といえばエリッククラプトンのいたクリームなんてえのもありました。